木型製作
Wood pattern making
製作フロー
木型とは、紙の箱や什器を量産する際の型のこと。通常木にカッターをつけた構成で、紙をくりぬいて紙製品を生産します。30年以上培った技術をもとに頑丈さ・デザイン性・組み立てやすさを考慮して丁寧に製作します。
①要件ヒアリング
メール、ファックス、お電話にて専門のスタッフがご要件をお伺いします。その際実物のサンプルがありますと正確なサイズでの作成が出来ます。詳しい仕様や納期を確認した上で、ご了承のうえ発注をいただき、設計作業に入ります。
②設計
長年培ったノウハウと最新技術と工法の中から、生産スピード・エラー率軽減・耐久性・ご予算などバランスを考慮しながら製造現場に最適な設計を行います。また、緩衝材としての設計もご依頼可能です。
③カット
設計に基づき、木型のベースとなるベニヤをレーザーでカットします。機械が行う工程と思われることが多いのですが、ベースとなる板の材質、反りや歪みを考慮しながら、手作業で正確なレーザー加工を行います。
④刃の製作
レーザー加工したベース板に埋め込む刃を製作します。この工程は機械化されている部分もありますが、機械では調整しきれない、微妙な補正を手作業で行いながら、一つ一つ丁寧に作ります。
⑤刃の埋め込み
曲げた刃を一つ一つ木型に埋め込んでいきます。曲がり具合を微調整しながら、ハンマーで打ち込みます。抜型の品質を左右する重要なこの工程でも、当然、熟練工の高度なテクニックが発揮されます。
⑥木型の完成
組み立てた木型に、製品や抜きかすが取り外れやすいよう、適材適所に素材を使い分け、捨て刃やクッション材を貼り付け、木型を完成させます。
⑦チェック
仕上がった木型をご依頼どおりに仕上がっているかチェックします。打抜予定の素材と同等材料で打ち抜きテストを行います。
⑧Quality Alliance
(クオリティアライアンス)
「要件を満たしているか?」「前回と同じ品質か?」など、製造品の品質を保つため、社内連携の精度・運用を含めた厳しい基準を持っています。木型を出荷、直接納品でのお届け、あるいは集荷に来ていただくなど臨機応変に対応し、お渡しいたします。お届けは関東甲信越。全国発送も行っています。